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【CEATEC JAPAN 2012】テレビはこれから高画質時代へ!4K!さらには8K! [シーテックジャパン]

main00.jpg千葉・幕張メッセで開催中のエレクトロニクス総合展示会「CEATEC JAPAN 2012」が10月2日から10月6日まで開催。
会場では先端テクノロジーを研究する企業や家電メーカーなどが新商品や技術を発表している。

大手家電メーカー各社は次のテレビの考えを展示しておりました。
大きさが現実的なパナソニックの20インチサイズの4K、更に進化したICCチップのシャープ。
これから発売を予定している製品を並べたソニーと東芝、各社の展示を見ていきましょう!


◇技術発表
・パナソニック 20型4K IPS α液晶パネル

超高開口率画素構造により従来の69ppi(1インチ/25.4mmあたりの粒細かさ)から216ppiと高精細化。
細かくしただけなので従来のフルHDパネルと同等の消費電力。

今まで見てきた4Kパネルの製品は60インチや90インチなどデカイもので一般的ではなくイメージしづらかった。
しかし20インチというのはデスクトップパソコン持っている人ならこのサイズのモニタを使っている人もいるので
ここまで綺麗になるというのに驚きを感じると思います。
従来なら4枚の液晶が必要だった情報量を1枚に集約するのでマップの表示も紙に印刷しているものより綺麗に見えます。
小さい文字も潰れずに読むことができ地図などの線も潰れたりしていないのが特徴的でした。

・パナソニック スーパーハイビジョン用145型8Kプラズマディスプレイ

さらにパナソニックは4Kの更に4倍、フルHDから見ると16倍の3300万画素の超高精細映像を映し出す、プラズマディスプレイも展示しておりました。
3300万画素というとピンと来ませんが、携帯電話のカメラで800万画素から1200万画素、中級機種のデジタル一眼カメラでも2400万画素とまだまだお釣りが来るほど高精細。

実際に写真をとってみると、ディスプレイに映しだされたものを撮影したのではなく、あたかも実際の風景を撮影したように見えるほど綺麗。
でもさすがに電気代はバカにならないほどだと思われます。

・シャープ ICC-LED

去年のICC-LCDからどこが進化したという話をあまり説明されていなかった。
ICCは映像のアップコンバート用のチップで、BDの映画などを今後4Kのテレビで見るときに役に立ってくる。
ICCでいうと第二世代になり、去年感じたボヤッとした感じもなくなった。今年はかなり風景にある空気感を感じた。
まぁパネル側の問題があるのか光度のムラなどは感じる。

湖面の朝靄の映像はフルHDでは見えなかったモヤまで綺麗に表現。(見比べてたので写真はない)
こちらはシャープとI3(アイキューブド研究所)の合同開発なので他社もチップを買おうと思えば同じ事出来るのかな?

低反射の「モスアイパネル」、蛾の目という意味で細かい凹凸構造で裏からの光はそのまま外光は吸収する
写真では左は綺麗に写っていますが、右には私が映り込んでしまっています。
映画を見るとき照明を落とすと映像が暗所のばしょでは自分自身が映り込んでしまうのが抑えられる。
シャープらしくない考え、元々液晶テレビ発売時に反射しない非光沢フィルムを貼ったメーカーの考えとは思えない。
映像見る時は光沢の方が綺麗ですから、他社の方針に気がついたのか。
モスアイは三菱レイヨン(2008年)やソニーCID(2008年)が既に開発と生産中であるシャープは2010年の発表でやや遅れている。
もともと、凹凸が細かすぎて指紋などの汚れなど清掃面で問題があったのでテレビには使用して来ませんでした。
別にコレといって目玉ではないがテレビのデカブツに貼って売る!ということで今回はすごい目立っている。

◇製品発表
・ソニー 84インチ4Kブラビア「84X9000」

こちらはもうすぐ発売する4Kブラビア、他社からやや遅れて4Kサイズのテレビを投入。
まぁ後発なので、特に感動もせず(去年の東芝レグザで4Kのこのサイズに関しては感動し尽くした)

ただ、3Dに関しては従来のアクティブシャッター方式ではなく偏光式になりメガネも安価で軽くなった。
東芝だと裸眼3Dとか目指していますが、パナソニックの4Kと同じ方式で疲れずに視聴ができなめらかであった。

・東芝 第二世代4Kレグザ

レグザエンジン CEVO 4Kと映像エンジンを4Kに特化したものを搭載。
4K映像にある微細な部分でも最適な処理をし、細かい輪郭も再現。
4Kならではの明暗、輝きの表現。写真の通り、明るい場所の反射の輝きも暗い場所のグラデーションかかった輝きも余すことなく再現している。
そして従来のグラデーションCEVO自体の色の再現能力をプラスした物。

2013年にはノートパソコン「dynabook」も4Kの出力に対応させるということです。

シーテック・ジャパン オフィシャルサイトへ



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