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【シーテック 2010】土曜日の無料公開日に子供行っても楽しめる? #CEATEC [シーテックジャパン]

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10月5日から10月9日まで千葉・幕張メッセで開催中の「CETEC JAPAN 2010」に行ってきました。
かなりの量になるので分割して書いていきます。

第二弾となる今回は10月9日の無料公開日へ子供と行く方目線!まぁ子供いないんですけどね自分。
最新のエレクトロニクスは意外と楽しいんですよ。
シーテックジャパン 2011 土曜日の子供向けが気になる方はこちらの最新記事へ
◆NTT ドコモ
ドコモブースからは「撮って、触って遊べる3D技術」
ちょっと、撮っての意味は最後までよくわからなかったのですが、これは面白かったですね。
画面に写ったカメレオンを特殊なペンでつっつくと怒って舌で反撃してきます。思わず「おわっ」って声を出してしまいました。ビビリですね自分。
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3D画面の技術は裸眼方式、液晶ディスプレイの上に半球体レンズをが無数にあり、見る角度によって屈折が異なるので3Dに見えるものです。
昨年、日立製作所が使った方式に似ています、あちらは下から複数のプロジェクタを使っていましたが。
でペンが弾かれたのは、ペン先に磁石があり、ディスプレイの下のコイルに電力を流すことで磁力線の働きによってはじかれたように思える。
おもいっきり弾かれるので本当にびっくりしました。

実用化の目処としては、3Dの方はよくある方式なので売る気になればいつでも可能でしょう。
ペンを感知するのは、一般的な3次元位置検出と同じ(PS3で発売されるPSMoveと同じ方式)ですが、コイルの磁力線の出力にかかる電力の多さとコイルの密度をいかに細かく出来るか、今のままでは一箇所にしか力が働かないですからね。

◆EPSON
EPSON(エプソン)と聞くと、決まってプリンターのメーカーと言われますがかなりいろいろな分野をやっています。
今回展示していたのはエプソンが開発したジャイロセンサーを搭載したラジコンヘリ「Parrot AR.Drone」の実演。
これは既に、Amazon、ソフトバンクモバイルの一部店舗で販売中で価格は4万3800円です。
AR.Droneの凄いところは、本体に2台のカメラを搭載、そしてApple iPhone、iPadで映像を見ながら操作が可能な点です。
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ジャイロセンサーによって叩いてバランスをすぐに立て直す。
難点はバッテリーのもちが悪いようです。小型バッテリーで15分程カメラとWi-Fi使用してるので仕方ないですね。

個人的に欲しいので、ちょっと購入を考えてみます。
※エプソンとは関係ないのですが、このラジコンヘリのローター部分は物が接触した瞬間に回転を停止するので安全です。

余談:この記事を書いているとき昨年のCEATEC JAPAN 2009のエプソンブースで見かけたジャイロセンサーかな?と思ったのですが
どうやら従来品のXV-3500CB(5mm×3.2mm×1.3mm)でした。
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↑昨年撮影した、感度がXV-3500CBよりややいい感じの3.2mm×2.5mm極小サイズのジャイロセンサーかと思ったんですけどね。


◆Fujikura
フジクラと言えば、通信ケーブル、電線、電子素材のメーカーとして有名ですが、一般の方はなかなか聞き慣れない会社ですね。
超高速光ネットワーク用40Gbit/s光トランスポンダを商品化との話を聞いて行ってみたのですが、これは今回の記事に合うなと思い別の物撮影してみました。
超電導を利用した磁気浮上式鉄道の模型です。
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どうして通信ケーブル、電線、電子素材のメーカーであるフジクラがコレをやったのかというと、超電導線のデモですね。
海底電力ケーブル素材も扱う会社なので、少ない断面積の電力線で大容量の電流を流せるという性能ポイントのアピールです。
液体窒素で浸すと0.2mm×10mmの断面積で500Aを流せます。
一般家庭に来てる電流が30A(アンペア契約数に準ず。配電盤の一番大きいブレーカーに書いてます。)その15倍もの電流を流せる。
発電機1つで30,000A(1000世帯分)のものだと直径15cm(177平方センチメートル)の電線が必要なので、今回の素材+液体窒素冷却で12mm×10mm(1.2平方センチメートル)程度で済んじゃうんですね。

今回はそんな大電流を用意出来るわけじゃないので超電導線を使い強い磁力を記憶できるとデモンストレーションしたようですね。

ちゃんと理論まで描いてあるので夏休みの宿題にでも使えますよ!来年の。


その他にもCEATEC JAPAN 2010では面白いものが展示してありますので子供連れの方も足を伸ばして最新の技術を体感してみてください。 
また、10月9日土曜日限定イベント「ジュニア&キッズ電子工作教室」も開催されセンサーロボットを作ることが出来ます。

個人的なブログがなぜかCEATEC JAPANの宣伝をしてみました。
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タグ:CEATEC
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