ちょっとお高いデジカメ特集! [カメラ関連]
ニコンのデジカメブランド「COOLPIX」に新しくDXフォーマット(APS-C)センサーを搭載した「COOLPIX A」が発表された。
そういえばソニーもフルサイズセンサーを搭載した「Cyber-shot」を発売している。
デジタル一眼カメラを持つのがめんどくさい時にミラーレスカメラ以上にコンパクトにしまえるデジカメはやはり欲しいところ。
でもコンデジのイメージセンサーサイズじゃもう満足できないの!というわけで
今回はレンズ交換式ではないデジタルカメラでセンサーが通常より大きい、高級路線を探ってみましょう!
別に今回は私が全て購入して比べるわけではないので優劣をつけるわけではなく
ただ単にどんなものがあるのかという興味です。
・サイバーショット DSC-RX1 (ソニー)
有効画素数2430万画素35mm判のフルサイズセンサー搭載。
レンズは35mm F2の単焦点レンズのみの1本勝負!
デジタル一眼カメラと同じセンサーを搭載し准広角レンズの35mmだけに特化させた。
たいたいスナップ撮影(その瞬間の光景を撮影)する人におすすめされる。
F2と普通のデジカメとは異なり明るいレンズなので暗い場所でも画質を落とさずにシャッターが切れる。
物に近づいて撮影すれば、対象物の後ろ側がぼやける。
コンパクトなのですがレンズが出たまま。
・COOLPIX A (ニコン)
有効画素数1616万画素DXフォーマットセンサー搭載。
レンズは18.5mm(35mm判換算で28mm)のF2.8でこちらも単焦点。
広角レンズなので人間の目で見るよりより大きく切り取る。
海などを撮影した時に「地球は丸いんだ!!!」と思う風景などはこういう広角レンズが使われる。
F2.8と明るいレンズではあるが単焦点なのだからもう少し明るくしてほしいというのは欲張り過ぎか。
ただ、電源OFF時はレンズが収納されるのでコンパクトと言えるのはココからですね。
・SIGMA DP3 Merrill (シグマ)
驚きの有効画素数4600万画素でAPS-Cセンサー搭載。
レンズは50mm(35mm換算で75mm)F2.8の単焦点。
DPシリーズ第三弾!!DP1が19mm(35mm判換算28mm)、DP2が30mm(35mm判換算45mm)が姉妹機として発売中。
すべてレンズは出たままなので、正直言えば交換できないし3台も揃える人いるのでしょうか。
ミラーレスにすればいいような気もしますが。
35mm換算で75mmなので中望遠。3台そろえるのは賢い判断ではない気がしますが
4600万画素なんていうミラーレス機もないですからね。
・FUJIFILM X100S (フジフィルム)
有効画素数1630万画素のAPS-Cセンサー搭載
レンズは23mm(35mm判換算で35mm)のF2の単焦点
APS-Cセンサー搭載した中でポートレート向きなのはこちらですね。
デザインもオールドカメラっぽい感じ、金属とレザーの質感を楽しめるひと品。
こちらのカメラは何が面白いかというと
光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)を切り替えられる。
ただOVFにしてても水準器やフレーミングガイドを表示できる、アナログとデジタルの融合したファインダー。
・サイバーショット DSC-RX100 (ソニー)
有効画素数2020万画素で1インチのセンサーを搭載。
レンズは35mm判換算で28-100mm F1.8-F4.9のズームレンズ。
APS-Cよりは小さいが普通のデジカメよりは2.8倍から4倍の大きさのセンサーなので受光面が大きく暗所に強くなる。
今回の機種の中では唯一のズーム機能があるデジカメ。それでも10倍ズームとかが当たり前のデジカメ市場なのにズームは4倍もない。
その代わり28mmではF1.8と一番明るくなっている。だいたい焦点距離100mmあれば問題ないです。
デジタルズームで200mmまでは対応するそうです。
どれがいいと言われると難しい。
センサーのサイズが大きければ光を受け取る「受光面」が広く、暗い場所でもかなり強くなる。
同じAPS-Cでも1600万画素と4600万画素とあるが、4600万画素の方が光を受け取る画素の粒が多いから精細。
けでども暗い部分には不得意になるので明るい場所とか白昼の屋外向きになってしまう。
またRX100以外はズームができない焦点距離固定の一本勝負
やはり「ズームとかしたいなぁ」という人には単焦点だけのデジカメは向かないですね。
デジタル一眼レフカメラのサブとして使いたいときには単焦点カメラも面白いですし、
「この画角だけで勝負する!」という芸術派にもいいと思います。
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