ソニービルでNEX-7の実機を触ってみた

銀座ソニービルで先行展示されているデジタル小型一眼カメラNEX-7を触って来ました。
現在のところ発売予定は11月11日価格は本体で13万円前後、標準ズームレンズセットで14万円前後とややミラーレス機としては高い価格。
Eマウントを採用するNEXシリーズの最上位モデル、従来のNEXとは違い操作面をデジタル一眼カメラに近づけた。
【発売延期】タイの大雨による洪水で工場の操業が停止している為、発売日が延期になっております。最新の情報はSONY公式サイトでご確認ください。

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ソニーEマウント機ではNEX-3，NEX-5，NEX-C3，NEX-5Nに続く5機目で最高峰モデルとして登場しました。
今後はNEX-7を先頭にNEX-5N,NEX-C3の3台体制となる。

上位モデルということでソニーお得意の高級感はカラバリなし！と言うようなブラック一色。
映像素子はα77と同じExmor APS HD CMOSセンサーでAPS-Cサイズの中では一番画素数が多いもの。
感度はISO-16000（AUTO 100-1600）、動画もフルHD 60ｐ（AVCHD Ver.2.0）での撮影も可能。

◇デザイン
・前面

真正面から見るとNEX-5N？と思いますが1回り大きい、シャッターボタンの周りに電源リングがあり、NEX-5Nとは違う。
またシャッターボタンの横にある「ナビゲーションボタン」 のファンクションキーとして機能する。

・背面

背面は従来のNEXシリーズとは全く異なり、ボタンが豊富。
今までのNEXは初心者にも優しい設計で、従来のNEXは「おまかせオート」主体のカメラに任せる撮り方に重点を置いてました。
しかし今回のNEX-7はカメラ操作をマニュアル露出をする人向けになっている。

3つのジョグダイヤル、「Tri-Dial Navi」で露出設定セットがダイヤル操作で可能で
左が絞り値、右が露出補正、下でISO感度の設定。
従来のNEXでマニュアル露出すると「絞り値→下キー→露出補正」、「メニュー→色合い→ISO感度」
選択はジョグダイヤルとややめんどくさかったがNEX-7では楽になる。

またシャッターボタン横の「ナビゲーションボタン」 を押すとデフォルトでは「フォーカスセット」、「ホワイトバランスセット」、「Dレンジセット」、「クリエイティブスタイルセット」と切り替わりそれぞれのダイヤルに別の機能に切り替わる。

◇実機を触ってみて
NEX-7のホールド感はNEX-5より良好、背面部の動画撮影ボタン付近のグリップが程よく良い感じ。
内蔵シャッターはシャッターボタンを押すとびっくり箱かと思う勢いで伸びて出てくる。（ビックリしたのは内緒）
シャッターに関して言えば、αシステムのアクセサリシューマウントが備わっているのでα用のストロボ、マイク、モニタも搭載可能だ。
「Tri-Dial Navi」に関しても操作の感覚としては迷うことはない。
EVFは他のEVFと同じで見やすく、NEXシリーズに初めて内蔵された割には位置もいい

・微妙なところ
絞り値のダイヤルですが、EVFを見ながらいじる時に顔に何度も指があたって不快になる、小型のカメラにここまで積んだのだから仕方ない。
EVFのピント調整ダイヤルが小さい、これは自分に合うところに調整するのはかなりめんどくさい。
EVFに目をつけながらの調整は難しく、ある程度近似する場所まで来たら1段ずつ調整していくのがベストな気がします。

試作機なのでレスポンスだの何だのは書かないでおきますが、悪くはなかったです。
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