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フルハイビジョンはもう古い!シーテックジャパン2011で見てきた4Kディスプレイ達 [シーテックジャパン]

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幕張メッセで8日土曜日まで開催している、シーテックジャパンに5日に行ってきました。
各社今年はテレビよりもエネルギー関連が目立っていました。

今回の記事はそんな脇役に追いやられた割にはすごい進化をしていたフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4Kディスプレイに着目してみます。
ソニーの家庭用4Kプロジェクター、東芝の家庭用4K液晶テレビ、シャープの4K液晶テレビ(参考出品)の3社に注目。
今年はパナソニックのブースに4Kがなかったので残念ですが、見た感想。


◇ソニー
_DSC0585 (1)
ソニーは業務用の4K“SXRD”プロジェクターをベースに家庭用として発売を発表。
家庭用ビデオプロジェクター『VPL-VW1000ES』をいち早く市場に出す
反射型液晶パネルを使ったソニー独自のSXRD(Silicon X-tal Reflective Display)を画像ピッチを4μmに微細化し0.74インチの885万画素という液晶パネルを搭載。
更に2000ルーメンと明るく、今までホームシアターと言うと分厚い暗幕を用意して見なければいけなかったが今回はリビングのカーテンでも十分なほど明るくしたとのこと。

家庭用ということもあって、展示ブースでは120インチのスクリーンで私は1.5m離れた場所から見ました。
・デジタル一眼レフカメラαで撮影した4K写真
αの機種とレンズまではわかりませんが、等倍で見た時のあの高精細
RAMを等倍で編集してる時のあの1ドットが目の前に広がると吸い込まれる感じになりました。
特に四隅に甘さがあるわけでもなく、微妙なブロック感もなにもありませんでした。
・BDアップコンバート
4Kコンテンツなんて今はない。
そこで出てくるのがアップコンバートは擬似4Kではなく超解像技処理LSIで輪郭はそのままの映像
映画バイオハザード4のワンシーンでしたが黒服でも素材によって色合い光沢が違いますが、それが表現できている。
BDのソース自体がいいのだが、どうせなら自然風景とかにして欲しかった。
黒の色合いは分かったが、バイオハザードはほとんどCG技術だから作られた色しか思えない。
・4K動画
来年放映予定の新作のスパイダーマンの4Kがでました。
感動!2000ルーメンもあると白っぽくなるのかなぁと思いましたがそんなことはなく
空の微妙な青さまで表現できている。
解像度は大きくなればなるほど奥行き感を感じることが出来るので
ビルを飛び移るシーンでは数十メートルしたの道を走るタクシーなどの車輌も輪郭がボヤけていないので鳥肌が立った。
しかし168万円ですか...ソニーストアで10%+5%OFFクーポン使ったら20万円以上も割引か...すごい価格だ

◇東芝
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いち早く市場に『レグザ55X3』を発売する東芝はかなりの台数を展示していたのでじっくり観察できました。
・ブース周辺展示
明るさと暗さがいっしょになっている画像が多かったです。
一番批評が楽で、相当自信があるのだと思います。
近くで見るとメッシュが太いのですが、遠くから見てもわからないのでまずまず。
スマートフォンの1ドットを見るのが難しいのと同じで、やはり高精細な液晶パネルが自宅に来るのはすごいかもしれない。

・暗室ブース展示
4Kアップコンバート映像のデモがありました、フルHDと4Kの切り替え方式だったのでよく分かるのですが
あれだけ綺麗と思っていたフルHDがなんでここまでもたーっというかぼんやりしてるのかが不思議に思える。
グラスレス3Dの機能を省いて、近くで見てもメッシュ感がわからなくなる程度までなればいいかもしれないです。

・おまけ裸眼立体視3D
去年同様の感想で悪いですが。
要らない。人を検知して視聴角度にぴったりな位置をといっていましたが
複数人で見る、この展示方法ではOFFにしているのか少し頭を動かしただけで映像にあった花の茎の太さがバラバラに
レンチキュラーシート方式はテレビに使うにはすごい技術だとは思いますが、初歩的な3D技術なのでやはり見るに耐えない、3Dメガネ方式より位置を気にしなければいけない。
またこのレグザ55X3では4K画質にハーフHD画質3Dの切り替えをつけているせいで4K自体がもったいないのではないかとも
メッシュ感が...

価格は90万円とお求めやすい価格?

◇シャープ
_DSC0558.jpg
シャープのは正直わかりません。
近くに寄れないようにロープがあることと、フルHDの方にわざとにじませてる気がしました。
個人的にシャープの批評はできません、以前4色LEDと通常のLEDの液晶テレビを比較する記事を読んだ時に
映像ソース自体が違うという印象を受けてから、「あぁあの会社はソースを変えてよく見せようとする」という感覚に襲われてしまい。
そもそも2台置いて比較するみたいな展示方法を他社が取らない事が多いので
・ブース前
フルHDがもや~っとしてる。4Kはくっきりだ。
・特別試聴室
ここで4Kで撮影した映像と見比べました。
4Kの画像とフルHDでは植物の輪郭などにはっきりとした違いが生まれてました。
座ってゆっくりと見れば、よく分かるほど鮮明さが違います。
ただ、やはり脳内でソース弄ってないか?という疑問は残ったままでした。

・8K4K
_DSC0611.JPG
フルHDの8倍、4Kの2倍にあたる8K4K直視型 85V液晶ディスプレイも展示していました。
ここだけ写真撮影禁止でした。上の写真?ブース外ブース外。
白っぽさが残っていますが、これが静止画だったら写真と勘違いしてしまうほど細かい。
とてもじゃないけど1ドットを見るのは無理です。
もはやカメラの性能が追いついていないのかちょっとだけ滲みを感じてしまったのが難点



4Kくらいになってくると無理に3Dを使わなくても奥行き感を演出することができるとシャープの特別試聴室でわかったのが一番の収穫でした。
展示映像では部屋の鏡に映った反対側なども高精細に、むしろ鏡ではなくその先に空間があるかのような広がり方たでした。
ん~4Kの映像ソースが無い現状無駄に飛びつく必要性はないですが、普及価格帯まで降りてくるようなら勝ったほうが幸せ。
これで世界の風景などの4K映像をぼーっと眺めてみたいです。

【注意】個人の感想です。
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