VAIO typeRのRCシリーズのケースで自作パソコン!(ケース考察編) [パソコン・インターネット]
VAIOのタワー型パソコンの最終モデルとなったVAIO type RのRCシリーズ。
今年の年明けに中古で状態の良い物がありましたので購入し今まで放置していたのですが
昨今のCPU(Sandy bridge)の下落、メモリ価格の下落、今組まずにいつ組むのか!
Ivy bridgeまで待つという方も居らっしゃるでしょうがとりあえずケースを徹底解剖。
VAIO RCは後々に拡張できるように設計されており中々良いケースです。
VAIO RCのケースの基本は下記の通り
マザーボード | microATX |
5インチベイ | 2スロット |
3.5インチベイ(カードリーダー用) | 2スロット |
3.5インチベイ(HDD用) | 2スロット×2ユニット |
◆マザーボード
マザーボードは通常のATXより短いmicroATX以下のサイズだけです。
VAIO Rシリーズは昔からこのmicroATXサイズを利用している。
ただVAIO RCは一見BTXに見えますが、microATXを逆さに設置されています。
逆さにすることでグラフィックボードの排熱を電源ユニットから排気することが可能になりケース内の温度を効率よく下げられる。
PCI、PCIexpressスロットが4本なのがmicroATXの特徴ですが、Sandybridge用は本当に少ないです。
さらにVAIO RCケースの制限でSATAが横向きなのはNGです。
吸気口とマザーボードの隙間が1cmしかなくどの形状のSATAケーブルでもすべてを接続することが出来ません。
その他にもいろいろ注意する点がありますが、組み立て編で詳しく。
◆5インチベイ
5インチベイは2スロットあり十分でしょう、自作パソコンでファンコンとか取り付ける方には蓋がじゃまになりそうですけど
光学ドライブ用に2つあり、BDやDVDを焼き回すのが多い人にもおすすめです。
ケース手前から挿し込むタイプです。後ろからだとストッパーに引っかかり挿しにくい。
◆3.5インチベイ(カードリーダー用)
標準状態では上段にメディアスロット、下段にPCカードスロット。
マザーボードを交換後にはPCカードスロットは使えなくなります。特殊なケーブルでの接続でしたので。
メディアスロットはそのまま使用が可能です。メディアスロット用のUSB2.0(miniUSBオス端子形状)は左横にあるUSB2.0端子とペアでマザーボードに挿します。
長さがオリジナルマザーボードのぎりぎりの長さしか無いため延長ケーブルが必要です。
5インチベイと同じでケース手前から挿し込むタイプです。
◆3.5インチベイ(HDD用)
ここはHDDを2台入れられるユニットが2つある。
取り外し方は取扱説明書に記載されているので省く
◆電源ユニット
実はVAIO RCに搭載されている電源にグラフィックボードに接続する6ピンケーブルが付いていました。
これは嬉しい、なので6ピンケーブルが必要なグラフィックボードまでなら、この電源のままでもOKです。
もし電源ユニットを買い換える場合は下記の各ケーブル長に収まっているものをお探しください。
サイズ | ATXサイズ奥行き140mm以下 |
マザーボード用20ピン+4ピン | 30cm |
グラフィック用6ピンor8ピン | 25cm |
CPU用4ピンor8ピン | 75cm |
光学ドライブ用SATA(2つ) | 10cm |
HDD用SATA(下L型4つ) | 60-65cm |
電源ユニットの奥行きは厳守。後ろにケーブル束ねる突起物があるためそれ以上長いと入らないかもしれません。
今回のケース考察編はこのへんで、次回パーツ考察編です。
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