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SONY ReaderはiPadやGALAPAGOSなどの電子書籍端末より優れている [パソコン・インターネット]

hardware.jpg
日本でも急速に電子書籍端末に火が付き始め各社から様々な端末が発表されました。
今回は電子書籍端末の比較をしてみたいと思います。

比べるのは日本で購入可能なSONY Reader、SHARP GALAPAGOS、Amazon Kindle、Apple iPadです。
この4社の中で果たしてどれが買いなのか!


電子書籍には主にE INK電子ペーパーと液晶ディスプレイの2つの方式のディスプレイがあります。
それぞれにメリット、デメリットが存在します。
eink-and-lcd.jpg
◆E INK電子ペーパー
・細かな粒にインクをしみこませるので表示がなめらか。
・モノクロ表現に優れ文字が読みやすい。
・目が疲れにくい
・外光の影響を受けにくい
eink-lcd.jpg
◆液晶ディスプレイ
・カラー表示ができる
・暗い場所でもバックライトのおかげで見やすい。



-電子書籍端末それぞれ

◆SONY Reader
reader.jpg市場価格:19,800円(5インチ)
市場価格:24,800円(6インチ)
12月発売予定のSONY Reader。昔は日本でLIBRIeという端末を販売していました。
当時はコンテンツ購入形式ではなくレンタル提供のこともありさほど普及はしませんでした。
それを教訓に2006年からアメリカでReaderを発売、コンテンツ購入式となった。

特徴はE INK電子ペーパーを使用することで液晶より文字が見やすく、目にも優しい。
文庫が見やすい反面、雑誌サイズの電子書籍は読みにくく、カラーにも対応していない。

画面解像度は両方とも600×800、5インチの端末はちょうど一般的な文庫本と同じ、縦145mm×横約104mmです。
今まで文庫本をいれていたスペースにそのまますっぽりと入ります。
特に通信機能は入っていませんが6インチモデルにはMS、SDカードスロットと音楽プレーヤー機能が搭載されています

ジーニアス英和辞典、と英英辞典New Oxford American Dictionary Second Editionを収録し
英文文庫の単語を調べることも出来ます。
書籍に手書き文字やハイライトを記入することもできます。

◆SHARP GALAPAGOS Media tablet
GALAPAGOS.jpg市場価格:39,800円(5.5インチワイド)
市場価格:54,800円(10.8インチワイド)
GALAPAGOSはSHARP製のAndroid端末名称として携帯各社で使われています。
今回は電子書籍端末として紹介されている、12月発売予定のGALAPAGOS Media tabletについて。

画面解像度は5.5インチで1,024×600、10.8インチで1,366×800となっています。
大手レンタルビデオ店のTSUTAYAと提携、TSUTAYA GALAPAGOSは新聞、雑誌、書籍など約2万冊を配信予定である。

Google Android OSを搭載していますが、かなりカスタマイズされていました。
あそこまでカスタマイズしてるので動かないアプリも出てくるんじゃないかな;

microSDHCカードスロットがあり、通信機能はWi-Fi。またNTTドコモで5.5インチモデルに3G通信機能を搭載しているモデルも準備されている。
ワイド液晶ということで通常の紙のサイズとかなり異なりますので読みにくさを感じる商品。

辞書機能はジーニアス英和辞典、ジーニアス和英辞典、明鏡国語辞典の3種類。
気になる箇所にマーキングも可能。

◆Amazon Kindle
kindle.png市場価格:139ドル(6インチ Wi-Fi版)
市場価格:189ドル(6インチ Wi-Fi+Free 3G版)
大手オンラインショッピングサイト、Amazonが発売している最新のモデル。
キーボードが付いていることが特徴、Amazon.comでの購入となるが、日本にも配送はしてくれます。

画面はSONYと同じE Ink電子ペーパー、画面解像度は600×800ピクセル。
同じ画面サイズ、解像度のSONY Readerよりも大型な縦約190mm×横約123mm

音楽プレーヤー機能搭載

◆Apple iPad
ipad.jpg市場価格:48,800円(16GB 9.7インチ Wi-Fi版)
市場価格:61,800円(16GB 9.7インチ Wi-Fi+3G版)
画面解像度は1024×768、ストレージは16GB、32GB、64GBの3種類から選べる。

液晶ディスプレイなので雑誌などのカラーが多く文章をそこまで読まないものに適しています。
またiOSを搭載していますのでiPhoneなどと同じアプリケーションが使えます。

内部ストレージが大きいため、画像を多用するような書籍が多い傾向。
通信機能はWi-Fi、また3Gモデルは携帯電話回線を使用することもできる。
日本で買えるモデルではソフトバンクモバイル回線限定というのがなんとも。

ブックマーク機能もあり、ハイライトを付けることも可能。


4つの電子書籍端末を比較!
Book2.png
タイトルではああ書きましたが、どれも一長一短ですね。電子書籍は2台持ちがベストだと思います。
オススメは文庫本用SONY Reader、雑誌と大判サイズはApple iPadの組み合わせ。
どちらも電子書籍のオープンフォーマットEPUBをネイティブに対応しています。
Apple iPadならばそれ以外にもアプリが使用できます。

どうしても1台しか無理というのならSHARP GALAPAGOS Media tabletの5.5インチモデルをオススメします。
Android用のアプリが使用できます。
こちらの電子書籍のフォーマットはXMDFと昔シャープが提唱し、日本国内では成長したものを使っている。
SONY ReaderもXMDFは対応している。

Amazon Kindleは日本語書籍がまだ数がないので評価が良くても、まだ手が出せません。
でも最新は日本語にも対応しているので参入してこないはずはないと思います。
今年は3D元年とか言っていたので、来年は電子書籍元年とか言い始めるんでしょうね。

とりあえず、iPadを所有しているのでSONY Readerを買おうどうしようか考え中。

SONY-READER.png

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ホタルの館

T-01Cを予約してきました。
どこの店もすぐに予約分が埋まったらしいです。
by ホタルの館 (2010-12-04 00:21) 

404

^^; 実際の売れ筋見てからだと品薄で調達しそびれそうですね。。。
by 404 (2010-12-05 06:37) 

パセリ

>>ホタルの館さん
Android端末今年の冬大人気ですよね
by パセリ (2010-12-16 17:56) 

パセリ

>>404さん
電子書籍はまだ様子見段階ですので大丈夫だと思いますよ
by パセリ (2010-12-16 17:57) 

お名前

コメント
by お名前 (2011-04-09 21:10) 

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