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シーテックジャパン2008[NTTドコモ編] [シーテックジャパン]

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9月30日から10月4日まで千葉県にある幕張メッセでシーテックジャパン2008が開催中です。
その中から気になったブースや面白い技術を開催期間中に小出ししていきます。

今回紹介するのは「NTTdocomo」ブース。
参考出品のうちニュースでも取り上げられているセパレート携帯電話などを紹介していきます。
◇セパレートケータイ(参考出品)
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参考出品メーカーは富士通。
販売などに関してはシーテックジャパンでの反応や意見を取り入れた後に考えるそうです。
セパレートのため有線での接続はありません、Bluetooth通信で約10m程度まで離しても通信が可能のようです、本体液晶部分は横画面にしたときはタッチパネル式となっています。
しかしセパレートなのでバッテリーが2つ必要になります。
参考出品しているもので実際に操作が可能なのは左のキー部分が従来のボタン式のもので右のキーもタッチパネル式のものはモック段階のようです。
右のタッチパネル式のキーは縦のときは普通の10キーですが横向きにしたときはパソコンなどと同じ配列の英字キーに変わります。
また液晶部分もモックの状態のものもあります。
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◇プロジェクタケータイ
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こちらについては昨年テキサスインスツルメンツが試作品を発表しましたがドコモのはプロジェクタレンズ部分の大きさが小型化しています。
今回の参考出品はSH905iと思われる端末の下にプロジェクタユニットが装着しただけでしたが将来は小型化していきたいとのこと。
また現在はACアダプタ接続状態でないと使えませんが発売するときには2時間映画を再生できる程度のバッテリの稼働時間を目指すとのことです。
80cm先に20インチ程度の映像を出力でき最大50インチまで可能(会場では約32インチ程度の投影)
消費電力は3wと少々高いためバッテリの大容量化と小型化、プロジェクタの光源の熱の問題などまだまだ課題は残っているようです。

◇インテリジェンスケータイ
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NTTdocomo,SHARP,Nissanの3社で開発中の自動車の鍵にもなる携帯電話を展示されていました。これは日産ブースにもあります。
約80cm程度まで車に近づくきドアのセンサー部分に指で触れるだけでドアロックが解除されます。
また車内のセンサー部分に携帯電話を載せるとキーレスでエンジン始動、カーナビ起動などもできます。
自動的にカーナビとBluetooth接続になりケータイに登録されている場所などを目的地として選択したり音楽の再生、ハンズフリーでの通話も可能となっています。
うっかり車内にインテリジェンスケータイを置き忘れてそのままドアを閉めるとアラームがなり置忘れを教えてくれます。
またバッテリーは本体にインテリジェンスキー用の予備バッテリーが入っているため携帯電話自体のバッテリーが切れても使用は可能となるようです。

◇Mobile Home to Home
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携帯電話が認証キーとなり自宅のPC、Blu-rayレコーダーなどに保存されている映像コンテンツを外出先でも見ることができる技術です。
現在のデジタル家電製品では標準搭載となりつつあるDLNAを家庭内だけではなく外出先まで接続するための認証キーとして無線LAN内蔵携帯電話を使用します。

会場では自宅にあるBlu-rayレコーダー(BDZ-A70)にある映像コンテンツを訪問先のPLAYSTATION 3で再生することができます。
まず自宅の携帯電話に外部IPアドレス取得とアクセス許可認証を保存し外出先の無線LANでDLNA機能のあるデジタル機器に自宅アドレスとアクセス許可証を受け渡し、自宅内のコンテンツに再生を要求することができます。

◇Super 3G(LTE)
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次世代高速通信規格となるSuper 3G現在の高速通信規格HSDPAとはどれくらい変わるのでしょうか?
現在は5MHz帯の電波に3Gケータイ(FOMA初期)、3.5Gケータイ(3.6~7.2Mbps)が存在しており2012年開通予定の第四世代4Gケータイ用の回線を工事しています。
しかし3.5Gと4Gの間に4Gの技術を生かした3.9Gケータイを投入予定となっています。
この3.9GケータイをSuper3G(LTE)と呼ばれています。

ではどれくらい違うのでしょうか?
今年の冬に発売予定のFOMA 01Aシリーズ(907i・707i廃止)では全機種通信速度7.2MbpsですがSuper3Gでは300Mbpsと40倍以上の速さの違いがあります。
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会場では10MBのファイルをダウンロードしたときの時間の差を紹介していました。
7.2Mbpsでは11秒のファイルでも300Mbpsでは0.2秒と瞬時にダウンロードが可能となります。
2010年にはこのSuper3Gケータイが登場するでしょう。
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300Mbpsもあればこの通り!
PS3のオンライン対戦も携帯電話の回線で出来ます。(富士通ブースとドコモブースにそれぞれ対戦台があります)

次世代携帯電話といっても2年後にはみなさんの手にあるかもしれません。

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