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成田~羽田空港間連絡鉄道にも着手 [鉄道・鉄道関連]


国土交通省は9日、成田、羽田両空港を短時間で結ぶ鉄道の整備検討を、2009年度に着手する方針を固めた。
2010年に成田新高速鉄道が開業されて東京・日暮里~成田空港間が最速36分で結ばれる路線と既存の路線を組み合わせたものとなる。両空港ともに航空機の発着枠を拡大する方針を決めている。
成田空港は20万回から30万回へ、羽田空港は30万回から40万回の拡大を進めている。
それに伴い両空港間の移動を強化し、航空便に乗る客の乗り継ぎを強化したい。

ルートは開業予定の成田新高速鉄道-都営地下鉄浅草線-京浜急行の従来路線を高速規格に強化する方向で調整し両空港間を65分で結ぶ予定。

ただこのルートには次の問題点がある。
◆都営浅草線内の待避線
現在は運行されていないが両空港を結ぶ「エアポート快特」というのがあった(現在同種別は羽田空港-佐倉[千葉県]まで京成線内は快速。詳しくはコチラ)。
浅草線内にも通過設定があるが待避線がないため先発列車に依存する。

◆京成グループの制限
・青砥-京成高砂の平面交差
問題は薄いけど何とかなるなら何とかしてほしい場所です。
鉄道好きにはたまらないスポットなのでつぶすのはもったいないんですけどね。

◆都営浅草線内の制限
・速度制限
浅草線内は田町-大門、新橋-東銀座、人形町-東日本橋、駒形-本所吾妻橋に急カーブがあり50km/hや60km/hなどの速度制限がありネックとなっている。
・蔵前-駒形-本所吾妻ルート
駒形のために急カーブがあるのだが地図上で確認してもらえばわかるが駒形駅を経由せず蔵前-本所吾妻を結ぶともっと早く行ける。
ここには東京メトロ銀座線の路線があるためこの駅がなくても若干歩く距離が延びる程度でほかの駅がある。

・車両の制限
京浜急行車両の2100形という2ドアクロスシート車が両空港間結ぶ予定もあったのですが都営地下鉄側が許可しなかったという経緯がある。

◆京浜急行の制限
・速度制限
泉岳寺-品川-北品川、青物横丁-鮫洲、京急蒲田-糀谷に急カーブがあり25km/h、45km/h、60km/hなどの制限速度がある。
特に品川-北品川間の25km/hの速度制限は非常に厳しいので正直言えば、JR東日本の品川駅付近をクロスオーバー型の駅を建設できればいいのだが高さ的に厳しいですね。

上記の点があるのですが何とかなりますかね・・・。

現在都営浅草線は「都営浅草線東京駅接着等の事業化推進に関する検討委員会」により東京-日本橋/東銀座を結ぶ路線またはピープルムーバーを建設、蔵前に待避線を予定している。
ただどうせなら羽田空港方面の駅にも待避線を作っていただきたい。

それとは別にJR貨物所有だったかな、そこの路線が羽田空港際を通過しているので品川・東京テレポート~東京貨物ターミナル~羽田空港口~浜川崎~桜木町を結ぶルートも検討されている。

まだまだ都心の鉄道工事は続いていきそうです。


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