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ANAが発注したボーイング社の新型機 B787が7月3日、日本に飛来予定 [航空・航空関連]

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全日本空輸(以下ANA)が新型機開発の後ろ盾となるローンチカスタマーとなり50機の発注を受け開発が始まった。
本来ならば北京オリンピック(2008年)のチャーター機として使用するはずが開発の遅れをなんども受けて2011年まで延期された。

そのB787-8型機がついに日本に飛来することが決まったようです。
7月3日に飛来し、7月4日-8日に空港や路線の適性試験を行い、7月9日にどこかに飛び立っていきます。
旅客営業第一便となる便には乗りたいですね、倍率高そうですけど。

とりあえずスペックなどのおさらい。


今回の適性試験ではアメリカ ワシントン州にあるエバレット工場で組み立てられたB787-8型機を羽田空港までの飛行が始めての外洋横断となる。

大きな地図で見る
エバレット工場で並ぶB787-8型機
羽田に到着翌日から羽田空港と伊丹空港・関西空港・岡山空港・広島空港の各路線での実飛行と空港の適性試験を行うようです。


日本の企業が多く携わっており、東レはB787に使われる炭素繊維の100%を2016年まで供給し、主翼は三菱重工が製造など全体の35%が日本企業が請け負う。

ANAとJALはB787-3型機、B787-8型機を発注したが開発の遅れを受け、日本仕様のB787-3型機を中止し、B787-8型機だけとなった。
室内幅が-8型機より若干小さくなっていた理由はわからないままとなりました。
B747-400Dのように日本仕様の旅客機がまた生まれるかと思ったのですがそうも行かないようです。

簡単なスペック表
◆Boeing787-3型機
全長56,7m、全幅52.0m、巡航速度マッハ0.85、飛行距離5,650km、座席数290-330(2クラス仕様)
日本向けの短距離路線に使う予定で飛行距離が短いのが特徴。
B767-300と同じ程度の座席数になると思います
◆Boeing787-8型機
全長56,7m、全幅60.1m、巡航速度マッハ0.85、飛行距離14,200 - 15,200km、座席数210-250(3クラス仕様)
国際線向けの長距離路線に最適なタイプ、東京-ニューヨーク間も飛べます。
◆Boeing787-9型機
全長62.8m、全幅60.1m、巡航速度マッハ0.85、飛行距離14,800 - 15,750km、座席数250-290(3クラス仕様)
胴延長タイプ、座席数を確保すると同時に飛行距離がちょっとのびました。
◆Boeing787-10型機(計画暫定値)
全長69.0m、全幅62.0m、巡航速度マッハ0.85、飛行距離14,800 - 15,750km、座席数300程度(3クラス仕様)
基本型と派生型4つ登場予定だそうです。

登場が楽しみと同時に7月は5つの空港にファンが大勢押し寄せるでしょう。
最新のB787の情報へのリンク
・ボーイング社 動画
・全日本空輸 B787特設サイト
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